- 失敗・後悔しないための、オーダーメイド枕の選び方
- そもそも、オーダーメイド枕選びの成功とは何か?
- オーダーメイド枕選びの心構え「安心」
- オーダーメイド枕選びの大前提「合う枕は十人十色」
- オーダーメイド枕の選び方 4つの基準
- オーダーメイド枕の選び方1. 最寄り・近所のお店からオーダーメイド枕を選ぶ
- オーダーメイド枕の選び方2. ブランドからオーダーメイド枕を選ぶ
- オーダーメイド枕の選び方3. 商品でオーダーメイド枕を選ぶ
- オーダーメイド枕の選び方4. 人・カリスマ店員からオーダーメイド枕を選ぶ
- オーダーメイド枕の選び方5. 価格でオーダーメイド枕を選ぶ
- オーダーメイド枕でも合わない場合はあるの?
- もしもオーダーメイド枕が合わなかった場合の対処方法
失敗・後悔しないための、オーダーメイド枕の選び方
オーダーメイド枕とは言っても、たくさんのお店と種類があって、何を選んだいいのかわからない。そんな悩みはつきものです。
そして、せっかくのオーダーメイド枕を買ったのに枕が合わなかったら、とても後悔してしまうと思います。
そこで「まくらる」オーダーメイド枕の選び方navi。
オーダーメイド枕で失敗しない、オーダーメイド枕で後悔しないための、オーダーメイド枕の選び方を徹底解説。
オーダーメイド枕の選び方をマスターすれば、はじめてのオーダーメイド枕の方でも、枕難民の方でも、よりよい枕を求めている方でも、きっと自分に合ったオーダーメイド枕と出会えることができます。
それでは早速、オーダーメイド枕の選び方をナビゲートさせていただきます。
そもそも、オーダーメイド枕選びの成功とは何か?
オーダーメイド枕選びが上手くいったとは何か?
そこから定義していきたいと思います。
買って良かったと満足するオーダーメイド枕は、「自分にぴったり合う」枕と言えるでしょう。
一方、買って失敗した、買って後悔した、満足しないオーダーメイド枕は、「自分に合わない」枕と言えます。
「枕が合う」「枕が合わない」が、満足と不満足の基準となります。
誰でも、みんな、「合う枕」がほしい。
ただそれだけなのです。
でも、オーダーメイド枕選びを間違えてしまうと、「合わない枕」を選んでしまう可能性があります。
合わない枕を使うことにより「肩こり」「首こり」「頭痛」「腰痛」などの痛みのほか、「寝付きが悪くなる」「夜中に目を覚ます」「寝起きが悪くなる」などの睡眠の質の悪化から、「ストレートネックによる体の不調」「寝返り不足」「首のしわ」などの原因になってしまうこともあります。
では、どのようにすれば、合わない枕を選ぶことなく、合う枕を選ぶことができるのか?そのための方法をご紹介します。
オーダーメイド枕選びの心構え「安心」
まずは安心して、オーダーメイド枕選びをしてください。
オーダーメイド枕は、自分に合わせて作るカスタマイズ型の枕です。
既製品の枕に比べて、枕が合う確率は高くなります。
万が一、枕が合わなかったとしても、枕の構造上、枕の高さや素材容量の微調整が可能であるため、合わない枕を合う枕に合わせることも可能です。
また、お店でのアフターサービスやメンテナンスも充実しているため、「買って終わり」の関係性ではなく「買ってから始まる」関係性を構築することができ、いつでも安心して相談することができます。
そう考えれば、オーダーメイド枕は「安心」して枕選びをすることができるサービスであると思います。
オーダーメイド枕選びの大前提「合う枕は十人十色」
同じ身長や体重、同じ体型でも、合う枕は違います。
それは普段の眠る姿勢や枕の好みなどが合う枕に影響するからです。
もしも、体型だけでぴったりな枕を合わせることができるのであれば、枕選びは本当に簡単なものになります。
しかしながら、合う枕が十人十色なため、なかなか合う枕が見つからなったりするのです。
そのことは、オーダーメイド枕ショップの店員さんも、枕メーカーさんも、みんな理解していることです。
よって、オーダーメイド枕を選ぶ際は、自分の睡眠スタイルや枕の好みも積極的に伝えて、それを加味してオーダーメイド枕を作ってもらうようにしましょう。
これが、オーダーメイド枕選びの第1条件です。
オーダーメイド枕の選び方 4つの基準
オーダーメイド枕の選び方、選ぶ基準もいくつかあります。
その中で「何を優先するのか?」、自分自身で優先順位をつけて、オーダーメイド枕を選ぶべきかと思いますが、まくらるでは、おすすめの優先順位別で「オーダーメイド枕の選び方」をご紹介させていただきます。
1.最寄り・近所のお店からオーダーメイド枕を選ぶ
2.ブランド・商品からオーダーメイド枕を選ぶ
3.商品でオーダーメイド枕を選ぶ
4.人・カリスマ店員からオーダーメイド枕を選ぶ
5.価格でオーダーメイド枕を選ぶ
オーダーメイド枕の選び方1. 最寄り・近所のお店からオーダーメイド枕を選ぶ
今お住まいの地域・エリアの近くにあるオーダーメイド枕ショップを選ぶ。それが最もオーダーメイド枕の選び方で最適な方法です。
全国に500店舗以上のオーダーメイド枕ショップが点在し、営業を行っています。
最寄り・近所のお店を選ぶメリットとしては、やはり、対面でメンテナンスやアフターフォローが受けやすいということ。もし最寄りでお店が見つかれば、眠りに関する相談などもいつでもできるようになります。
枕を実際にお店に持ち込んで、メンテナンスを受けることも、相談に行くことも可能です。
もし最寄り・近所にオーダーメイド枕ショップがない、もしくはお店に行くにも遠方過ぎて時間がかかるような場合は、オンライン枕診断でオーダーメイド枕をつくることができるオンラインオーダーメイド枕でも可能です。オンライン・インターネットでの店舗ではあるものの、メンテナンスやアフターフォローは実店舗と同等のサービスを受けることができ、また近年、AIなどを活用しオンラインでのパーソナライズ診断も精度が向上してきていることから、オーダーメイド枕の選択肢のひとつとして考えておくのがいいかもしれません。
オーダーメイド枕の選び方2. ブランドからオーダーメイド枕を選ぶ
オーダーメイド枕のブランドで選ぶ方法です。
オーダーメイド枕にもたくさんのブランドが存在します。
じぶんまくら、まくらぼ、ピロースタンド、マイまくら、ねむりの相談所など、多数の店舗を展開しているブランドから、山田朱織枕研究所や眠りのお部屋、そのほか街角の布団屋さんなど単一店舗で展開しているブランドも多数存在します。
ブランドによって、商品展開や価格、測定方法、枕を作る手順が異なってきます。
実際、オーダーメイド枕に大きな差はありませんが、主要ブランドごとの簡単な特徴をご案内させていただきます。
口コミや広告などで認知したり、またお気に入りのブランドがある場合は、そのブランドのオーダーメイド枕ショップが最寄りにあるかを調べてみてください。
じぶんまくら
オーダーメイド枕の最大手。名古屋に本社を置く(株)タナカふとんサービスが展開。じぶんまくらのほか、B-DESIGN、B-DESIGN homeという店舗名でも出店をしており、現在、合わせて全国100店舗以上を展開しています。
オーダーメイド枕「じぶんまくら」は、店舗じぶんまくらのほか、B-DESIGN、B-DESIGN homeの店舗でも購入、メンテナンスが可能となっています。
主にイオンモールやららぽーとなどの大型ショッピングモールにテナントとして出店している場合が多く、お買い物ついでに購入が可能となっています。
・じぶんまくら店舗一覧はこちら
まくらぼ
「ま・ま・ま・まくらぼ、ま・ま・ま・まくらぼ」のテレビCMでお馴染み、昭和西川系のオーダーメイド枕「まくらぼ」。黒を基調としたブランドイメージで、主に関東地方、東北地方で展開しています。また、2024年、昭和西川と経営統合により、昭和西川の店舗でもオーダーメイド枕「まくらぼ」の取り扱い開始。現在は合わせて60店舗以上を展開しています。
・まくらぼ店舗一覧はこちら
ピロースタンド
屋台をモチーフにした店舗デザインとクマさんのキャラクターが印象的な西川系オーダーメイド枕ブランド「ピロースタンド」。主に駅ビルなどの主要ターミナル駅に近いリッチで展開しています。駅ビルでのお買い物ついでや、通勤通学時の帰り道、ちょっと気楽に寄って枕を作ることができてしまいます。また、商品展開も13,200円というお手頃の価格から取り揃えているので、オーダーメイド枕がはじめてのかたにもオススメのブランドです。
・ピロースタンド店舗一覧はこちら
マイまくら
オーダーメイド枕ショップを日本で初めて展開した九州・鹿児島発祥の「マイまくら」。九州地方ではテレビCMでもお馴染み。鹿児島県、福岡県、熊本県など九州地方を中心に、山口県、広島県、北海道に多く出店しています。特に大型ショッピングモール「ゆめタウン」への出店が多くあります。
・マイまくら店舗一覧はこちら
山田朱織枕研究所
数多くのテレビ番組に出演経験のある「山田朱織」先生。山田朱織先生が独自の理論のもと、研究開発したオーダーメイド枕ブランドが「整形外科枕」です。神奈川県相模原市で16号整形外科を営む傍ら、枕の研究開発を日々行い、現在は全国の提携病院にて整形外科枕の計測をすることが可能です。
・山田朱織枕研究所の詳細はこちら
オーダーメイド枕の選び方3. 商品でオーダーメイド枕を選ぶ
オーダーメイド枕も、ヒアリング・カウンセリング、お店で枕を仕立てる構造は、ほぼ同じですが、商品自体はブランドやメーカーによって、若干異なっています。
オーダーメイド枕の商品概要については「オーダーメイド枕とは?」のコーナーで詳細をご紹介していますが、枕中袋ユニット(ポケット)数×枕の中素材の組み合わせによって、寝心地を作り出します。
枕中袋は、枕本体になる部分で、独立したユニットに枕の中素材を入れることができますが、1つの枕に対し、ユニットの数は4~7つが一般的ですが、多いもので14にもなる商品があります。
ユニット数が多ければ多いほど、微妙な寝心地の調整や、自分好みの形状の再現が可能となります。一般的にはユニット数が多ければ多いほど、値段も高額になります。
枕の中素材は、枕中袋に入れる素材です。取り扱いのしやすいパイプ素材が主流で、素材の種類や容量によって寝心地を作り出します。
選べる中素材の種類が多ければ多いほど、柔らかさ・硬さ・感触を自分好みにすることができます。ブランドによっては、選べる中素材の種類が増えることで、値段が高くなる場合もあります。
オーダーメイド枕を商品で選ぶ際は、ユニットの数、選べる中素材の種類に注目して、自分に合った枕を再現できるのかを鑑みて、商品を決めることをおすすめします。
ユニット数は、7個程度あれば、おおよその形状は再現できます。
枕の中素材は、5種類程度あれば、おおよその感触を網羅できます。
あとはお値段と相談。
なお、独立したユニットタイプのオーダーメイド枕以外に、山田朱織枕研究所や整体や雅のように、ウレタンシート等でオーダーメイド枕をつくるタイプもあります。
これらは、枕の高さや寝返りに重点を置いた商品設計になっています。
併せてご検討してみてください。
オーダーメイド枕の選び方4. 人・カリスマ店員からオーダーメイド枕を選ぶ
オーダーメイド枕の業界にも名物とも言えるカリスマ店員さんがいらっしゃいます。
オーダーメイド枕をつくる上で店員さんとのコミュニケーションが重要になってくる性質上、やはり「人」はオーダーメイド枕を選ぶ上で大切な要素になってきます。
大手ブランドやチェーン店でも、そのショップ内にカリスマと言えるような店員さんが存在します。
大手オーダーメイド枕ブランド「まくらぼ」では、社内で積極的に接客ロールプレイングを行い、接客品質を日々高めています。2018年7月18日に行われました「第8回イオン同友店接客ロールプレイングコンテスト」イオンタウン富士南決勝大会にて、まくらぼが最優秀賞を受賞するなど、接客には定評があります。
また、山田朱織枕研究所では、山田朱織先生の独自の枕理論のもと、寝返りを最重要視。その枕理論に則り、直営店のほか、提携病院などでもオーダーメイド枕が提供されています。
そのほか、ラグビー選手など、スポーツ選手のオーダーメイド枕制作に強い「待夢」の岡田さん、さらには、20年以上、最適な枕の提案を行う「眠りのお部屋」佐藤さんは、地元・神奈川県だけでなく、関東一円からお客さまが指名で訪れる名所になっています。いまや神奈川県横浜市・市が尾駅前は、ピロースタンドも含めて、オーダーメイド枕のメッカになりつつあります。
このように、人それぞれに個性があり、コンセプトがあり、考え方があり、接客があります。自分に合った枕を探すことは、自分に合った「枕職人」を探すこととも言えます。ぜひ、自分に合った枕職人を探してみてください。
・カリスマ店員のいるお店の詳細はこちら
オーダーメイド枕の選び方5. 価格でオーダーメイド枕を選ぶ
やはりオーダーメイド枕を選ぶ際、気になるのは価格・値段。
オーダーメイド枕は、価格幅が大きく、13,200円~50,000円くらいの開きがあります。
最安値でも1万円は超えてくるので、既製品の枕に比べたら、お値段は高めになります。
しかしながら、自分にぴったりの枕を作ってもらえる上、ヒアリングやカウンセリング、計測なども含まれているので、費用対効果は非常に高いと言えます。
価格の差は、ユニットの数、選べる中素材の種類、これらの組み合わせて価格設定されている場合が多く、またアフターフォローに差がある場合もあります。
購入する際、その違いを事前に確認することをおすすめしますが、「合う」枕が見つかれば、「価格」は関係ありません。比較的低価格のオーダーメイド枕だからと言って、合わない訳ではありませんし、逆に高価格帯のオーダーメイド枕が絶対に合うとも言い切れません。
「合う枕」という部分に最大の価値があるはずです。
よって、オーダーメイド枕を選ぶ際の基準として、「価格」は一番優先順位が低くくなるのではと思います。
もちろんお店に行けば、値段の高い枕を勧められるかもしれませんが、そこは自分の感覚を信じ、自分に合った枕を選ぶようにしましょう。
オーダーメイド枕でも合わない場合はあるの?
オーダーメイド枕のお店でつくったのに、自宅に持って帰って使ってみたら、寝心地が違って枕が合わなかった。
実は、そういった事例はたくさんあります。
その原因として、いつも寝慣れた自宅の寝室寝具の環境と、オーダーメイド枕ショップにある敷き布団やベッドの寝心地が相違していることにより、お店ではぴったりな寝心地だったにもかかわらず、自宅に持って帰って、夜使ってみたら合わなかったという事例は一定数発生します。
「このまま一生、合わない枕を使い続けないといけないのか」
「また新しい枕を探す、枕難民に戻ってしまうのか」
いえいえ、そんなことはありません。
ご安心ください。
もしオーダーメイド枕が合わなくても、対処方法はあります。
もし枕が合わなかった場合の対処も含めてご案内しています。
もしもオーダーメイド枕が合わなかった場合の対処方法
もし、自分で購入したオーダーメイド枕が合わなかった場合、いくつかの対処方法があり、「合わない」から「合う」に、もしくは「不満足」から「満足」に変える可能性があります。
むしろ、オーダーメイド枕の商品仕様上、「合わす」ことができるようになっているため、根気強く、自分に合う枕になるまで対処をしていくことができます。
大きく分けて次の2つの対象方法があります。
1.自分でメンテナンス
2.店舗でメンテナンス
1.自分でメンテナンス
自分で、セルフで、枕の微調整をする方法です。
オーダーメイド枕は、いくつかのユニットに分かれており、その中素材の容量を調節することにより、枕の高さを調節することができます。
中素材の容量を増やすと、枕が高くなる。
中素材の容量を減らすと、枕が低くなる。
特に、首元の枕の高さが寝心地に大きく影響を与えます。
自分で中素材の容量を増やしたり減らしたりしてみて、自分で「ぴったり」の容量を探し出します。
いつも寝慣れた自宅のベッドやお布団で、ひとりでゆっくりと調整することができるので、自分に最適な形が見つけ出せるかもしれません。
なお、枕の中素材が不足する場合は、枕の右奥、もしくは左奥のユニットから素材を取り出し、首元部分などに移すことも可能です。枕の中素材をローテーションして最適解を見つけてみてください。
それでも中素材が足りない場合は、セルフでのメンテナンスが難しいので、店舗でのメンテナンスをおすすめします。
2.店舗でメンテナンス
購入した店舗に行って、枕の微調整をする方法です。
購入店に持ち込めば、枕のカスタマイズや再調整の対応をしてくれます。
お店によっては事前の予約が必要であったり、また一部有償になる場合もありますが、基本的には、枕の微調整・メンテナンスができます。
最近は、購入店でなくても、最寄りの同一ブランドショップであれば、対応してくれる場合もあります。
再度、店舗で自分が納得するまで、自分に合った枕を仕立てましょう。
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